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かみしめ症候群

肩こりとかみしめ症候群

人は赤ちゃんの時はミルクがこぼれない様、口には吸う動きをする筋肉が発達しています。しかし、成長していくにつれて吸うことではなく噛む動きがメインとなり咬筋という筋肉が発達していきます。
この噛む筋肉が、からだの痛みやこり(特に頭痛や肩こり)にとても関係が深いのです。

 

人間はストレスを受けると、ストレスに対して疲労感・イライラ・集中力の低下など無意識的に反応を起こします。
その一つに歯を噛みしめたり歯ぎしりをする事があります。
噛みしめや歯ぎしりは、咬筋という咬む筋肉が緊張する事で起こり、『噛みしめ』や『歯ぎしり』をするクセを噛みしめ症候群という。
この噛みしめ症候群は首の筋膜の癒着を起こし慢性的な肩こり、頭痛の原因となります。
噛みしめ症候群にもパターンがあり、日中なにかに集中している時にグーっと噛みしめている場合、就寝時に歯ぎしりをしている場合やグーっと噛みしめている場合などがある。

 

睡眠中は無意識に起こるので、家族に指摘されたり歯医者で歯が削れている事を指摘されて初めて気づく事が多い。
「睡眠時ブラキシズム」とも呼ばれ、歯をこすり合わせる「グラインディング」と食いしばる「クレンチング」に分けられる。
グラインディングは「ギリギリ」「ゴリゴリ」といった音が出るが、クレンチングは音が出ないため、気づかぬまま噛みしめを繰り返しているケースもある。

 

噛みしめ症候群の特徴

起床してすぐに疲れや張りを感じる
朝にひどく肩こりや頭痛を感じる
眠りが浅い。足りないと感じている
午前中に眠気を感じる
舌に歯型がつく
噛みしめ症候群の場合、これらに加え肩こりや頭痛などの症状が伴って起こります。

 

かみしめによる肩こりは触ってみるといわゆる「こり」を感じる僧帽筋の緊張が少ない。
しかし、首の前側・外側にある斜角筋・胸鎖乳突筋といった筋肉が緊張し筋膜癒着を起こしている場合がほとんどにみられます。
そのため、一般的な『肩こり』と違い凝っている部分をほぐしただけでは、なかなか改善していかないため『かみしめ症候群による肩こり』は違ったアプローチが必要になります。

 

かみしめ症候群の原因

虫歯や抜歯後の放置
治療による歯の削りすぎ
喫煙・飲酒
カフェイン摂取
精神的なストレス
遺伝

 

これらにより、顎左右の?み合わせバランスが崩れ、顎周辺の筋肉の緊張が左右でアンバランスになる。
その結果、首肩の筋膜が癒着を起こすことで血行不良を起こし症状として肩こりや頭痛を感じる。
また、睡眠中は眠りが浅くなっており、脳が中途半端に活性化しているため無意識的な緊張が起こりやすくなっている。

 

どうすれば良いの?

筋膜の癒着を改善し左右の噛み合わせバランスを整える事で噛みしめ症候群による肩こりは改善する事が可能です。
※歯の問題がある場合は歯医者で歯の治療が必要。

 

就寝時の歯ぎしりは眠りが浅い時に起こりやすいので、生活習慣を見直しリラックスして眠りの質を上げることが対策になる。
布団に入る1時間前からテレビやスマホの利用をやめ、暖色の照明に切り替えるなど強い光を避ける。
寝酒やカフェイン摂取、喫煙も避ける。
起きたらすぐに朝日を浴び、長時間の昼寝をしないで昼夜のメリハリをつけるのも有効。

 

精神的なストレスにより無意識的にかみしめグセがついている場合は顎周辺の筋肉が緊張しない様に脱力が必要。
脱力方法
@奥歯同士が当たらない様に脱力
A脱力をする様に意識
仕事やスポーツ、勉強中など集中時は無意識でかみしめやすくなりますので意識的な脱力が必要になります。

 

 

歯ぎしりのダメージは注意が必要。
意識的にかむ最大の力は自分の体重と同じくらい。
無意識の噛みしめはそれより大きな力が歯にかかる事もある。
このため、歯がすり減る。折れる。詰め物が割れる。顎を痛めるといったトラブルになりやすい。
就寝時の歯ぎしり、噛みしめが酷い場合はマウスピースを装着してダメージを軽減する事も必要になります。

 

 

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