背中の痛み

背中の痛みは腰痛や肩こりなどに比べると症状を訴える方は少ない。
損傷しにくい。痛みを感じにくい部分であると考えられる。
ただし、ぎっくり背中と言われる事もある様にぎっくり腰の様な急な激痛を呈する事もあり、ひどいと息が出来ないぐらいの強い痛みになる事もある。
背中の痛みを訴える場合、肩こりや腰痛の症状の一つとして現れる事もあるが単独で背中が痛む場合、慢性疲労や全身状態が悪い事で結果的に背中に痛みを感じる様になる。

 

 

なぜ、起こるの?背中の痛みの原因

@ぎっくり背中
Aストレスによる背中の痛み

 

ぎっくり背中

ぎっくり腰の様に急に激痛を呈する背中の痛みをぎっくり背中と言います。
疲労が溜まっている時に起こりやすく、何かの拍子に背中の脊柱起立筋に負荷がかかり肉離れを起こし痛みが走ります。
子供を抱っこした際、重い物を持ち上げた際、前に屈んだ時などに「ピキッ」「ビリビリ」など痛みが走る事があり、ひどいと呼吸が出来ないぐらいの痛みもあり、痛みで身動きをとれない場合もある。
軽症では動けるものの寝違えの様に首を動かした際に背中に痛みが走ったり、腕を動かす時に背中に痛みを感じる。
慢性的な疲労が主も原因で、肉体労働や無理に姿勢を良くしようとして筋肉が疲労している時は筋肉を傷めやすいためぎっくり背中を起こしやすくなります。

 

ストレスによる背中の痛み

ストレスによる背中の痛みは鋭い痛みよりも鈍い痛み(鈍痛)や重い感じが多い。
ぎっくり背中の様な明らかな原因はなく痛みを感じ、激痛ではないものの、すっきりとしない様な痛みが持続します。
ストレスがあると首の胸鎖乳突筋や斜角筋といった筋肉が癒着を起こします。それにより、頭や顎は前方に引かれ、首は真っ直ぐなストレートネックに背中は丸く悪い姿勢になります。特に背中が丸くなる事で背中の脊柱起立筋は引っ張られ、常に背中に負担がかかる事になります。それにより、ストレスで背中の痛みが起こるのです。

 

 

背中の痛みで内臓の病気を心配して検査をする方もいますが、ストレス性の場合は原因がわからずに悩んでしまう方もいる方も多くいらっしゃいます。
内臓の検査で異常がないものの、背中の痛みが続く時はストレスによる背中の痛みを疑いましょう。

 

 

注意が必要な背中の痛み

狭心症・心筋梗塞
大動脈解離
急性膵炎・すい臓癌
胃潰瘍・十二指腸潰瘍
腎盂腎炎・尿管結石
胆嚢炎・胆石症
圧迫骨折
→背中の痛みとしてこれらの病気が考えられます。
原因なく、背中に強い痛みがある場合はこれらの疾患を疑い、病院での検査をしましょう。

 

 

背中の痛みを改善するには

ぎっくり背中の様に明らかな原因のある場合は背中に負担をかけない様に安静にしましょう。また、筋肉の傷めている部分に炎症が起きていますので、氷水で冷やして炎症を取り除きましょう。痛みの程度にもよりますが、安静とアイシングで次第に強い痛みは引いていきます。

 

原因のない痛みの場合、病気による痛みが疑われますので病院での検査が必要になります。
検査で異常がなければストレスによる背中の痛みの可能性が高いでしょう。
その際は整体施術により痛みの改善が可能になります。
胸鎖乳突筋や斜角筋といった首の筋膜癒着を解除し姿勢を改善させることで、背中の負担を減らし痛みを改善していきます。
ぎっくり背中で治りが悪い場合やストレス性の痛みは当院にご相談ください。

 

 

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